社団法人 (社)日本不動産鑑定協会

(社)日本不動産鑑定協会のご案内

会 長 挨 拶

会長

 東日本大震災で被災された方々に、謹んでお見舞いを申し上げますとともに一日も早い復興を祈念いたします。

 第47回定時総会におきまして、会長に選任されました緒方でございます。これからの任期2年、志と覚悟を持って努める所存です。なにとぞよろしくご指導を賜わりますようお願い申し上げます。

 不動産鑑定評価制度創設以来48年、ほぼ半世紀の節目を迎えます。この間、不動産鑑定評価制度は、わが国の社会経済の発展とともに、国民生活の安定・向上に寄与してまいりました。
(社)日本不動産鑑定協会は、制度の発展と共に、社会の信頼と期待にこたえるべく、鑑定評価の実践を持って社会との共生に努めることを基本理念としています。そのためには、鑑定評価の品質向上、自律機能の強化、地域社会への貢献、この3つを大きな運営方針として、その実現のための施策を実行してまいりました。この運営方針は今後も変えることなく、基本理念の実現につとめていく所存です。

 現在の鑑定業界を取り巻く環境は、震災復興を第一に、大都市再生、ストック社会、グローバル化等、目覚しく変化しています。同時に、新たな市場ニーズへの対応にも迫られています。
 (社)日本不動産鑑定協会においては、鑑定業界の長期的成長戦略の指針となるべき「不動産鑑定業将来ビジョン」を策定し、平成23年6月2日に公表いたしました。将来ビジョンの要諦は、自らの生きる道は自ら切り拓くものであるという覚悟で、持続的な不動産鑑定評価制度の確立を目指したものです。

 この将来ビジョンのキーワードは、『多様化』、『グローバル化』、『民間需要』、です。
 すなわち
 ・ 従来の評価のみの単一型ビジネスから、評価分析助言提案という多様なビジネスへ転換すること
 ・ 鑑定評価制度や基準のグローバル化に伴い世界へ向けて情報発信を行なうこと
 ・ 今後の業務拡大が期待される民需へ積極的に取り組むこと
 これらが鑑定業界の将来として描かれています。

 (社)日本不動産鑑定協会では、ビジョンの提案の中からまずは実行可能なもの、喫緊に対応すべきものを選別し、委員会ごとに振り分け、あるいは特別委員会を組織して、具体的に実施することを企図しています。もちろんその前に、専門性・信頼性の維持向上を第一にすることはいうまでもありません。

 不動産鑑定評価制度が社会のインフラとして持続的に成長し、不動産鑑定業が情報産業、データ産業として確立することを目指して努力を続けます。このことが鑑定協会の基本理念「社会との共生」を実現するひとつの方策であると考えます。

 それには、会員各位の努力はもとより、皆様のご指導ご支援が必要と思われます。
 今後ともなにとぞ(社)日本不動産鑑定協会へお力添え下さいますようお願い申し上げます。

平成23年6月
社団法人 日本不動産鑑定協会
会 長  緒方 瑞穂


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