社団法人 日本不動産鑑定協会

資格取得後研修の実施

 

6.区分地上権及び容積利用権の鑑定評価

【講 師】 吉田 誠(森トラスト株式会社)

【概 要】
この講義は、区分地上権の定義及び区分地上権の価格発生要因に言及したうえ、区分地上権の鑑定評価手法を明らかにしています。損失補償基準により地下・空間に対する補償基準が確立され、それが区分地上権の鑑定評価手法に影響を及ぼしているため、損失補償基準の理解も必要です。
区分地上権の鑑定評価を適切に行うためには、標準的使用・建築工法及び法制度等からみた最有効使用の判定が重要であり、区分地上権設定地の立体的分割及び平面的分割による最有効使用の阻害分を判定しなければなりません。
区分地上権の鑑定評価の応用として容積利用権の評価がありますが、地下・空間価値(区分地上権及び容積利用権等)に関する鑑定評価手法は完全には確立しておらず、建築工法及び法制度等の動向を認識したうえで、地下・空間価値に関する鑑定評価手法を確立していく必要があるため、不動産鑑定士は、常に法制度等の動向を把握するように努めなければなりません。

【構 成】
1.区分地上権の鑑定評価
 (1)区分地上権の定義とその特性
 (2)鑑定実務と主な留意事項
2.容積利用権の評価
 (1)容積率制度とその特性
 (2)容積利用権の評価



各講義科目の内容及びテキストは、社団法人日本不動産鑑定協会において作成した(旧)実務補習テキストや研究成果物等を基に、担当講師の見解により構成を行い、研修委員会が監修したもので、指針や留意事項の性格を有するものではありません。これから不動産鑑定士として活躍するための基礎知識としてご活用ください。
また、作成時期の都合により、最新の法令や統計等が反映されていない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
なお、本教材は、今後とも作成・検討を行ってまいりますので、ご意見・ご要望がございましたら、研修委員会までお知らせください。



  ホームへ